最初に町村外務大臣の就任(平16.9.27)から今日までの総括を聞いた。大臣は「日米や近隣諸国、中東などそれぞれの問題について努力してきたが総括的なコメントは時期尚早。今後とも努力を続けていくだけ。」との答弁に対し、「常任理事国入りの厳しい状況や日中、日韓、日朝と我が国の外交は八方ふさがりだ。町村外交には安倍(晋太郎)先生の志しの継承を期待したが残念だ。」と日本外交の現状を非難した。
次にイラクの自衛隊駐留について国連安保理決議1546号イラクの正当政権が発足する12月までとなっているが、移行の過程が厳しい状況にあることを指摘したうえで、イラクは極めて不安定な状況にあり日本は自衛隊の撤退について重要な決断を迫られるとして外相、副大臣並びに政務官一人ずつの見解を求めた。外相らは自衛隊の活動が高く評価されているとして派遣期間と定められている12月までに判断すると結論を先送りした。
さらに日本の常任理事国入りの問題について、足元のアジアやアメリカの支持が得られていない、厳しい状況にあるとの認識を示した。そういう状況でODAを利用して支持を得ようとしている大臣の発言があったことについて「日本にとってプラスにならない」と批判した。また常任理事国入りできなかったときの政治責任について質した。
町村大臣は「タウンミーティングに出席した際、そういう意見があったことを紹介しただけ。常任理事国入りとはリンクさせていない。政治責任については、マラソンにたとえればようやくスタジアムに入ってきたところでトラックをあと1、2周しなければならない状況。その時、ゴール出来なければと言われても答えられない。」と明言を避けた。